かねてより、オリジナルで何かやってみたいと考えておりまして、ヴィネット的なものを一つでっちあげてみました。東京の押上に現れ、何かと戦って死んだ巨神の骸を苗床に植物が繁茂を始めているというイメージです。藤子・F・不二夫の「みどりの守り神」や、RPG「ゼノブレイド」などのイメージに近いかもしれないです。

オリジナル――とは言いつつも、自分の中にあるイメージの具現化なので本当の意味での創作品とは言い難いのかもしれませんが、作っていて非常に楽しめました。

素材は針金を芯にポリパテを塗りたくっただけの本体に、東京スカイツリーのプラモデルを砕いたものを合わせました。表面の仕上げには、Nゲージ用のカラーパウダーやスポンジを砕いてボンドで固めてあります。このような情景物を作ってみたのは初めてなので、何とも不明瞭な点が多いとも思いますが、「自分の中のイメージ」を形にする造形の楽しさを存分に味わう事が出来ました。