ハセガワ 1/12「12たまごガールズ コレクション No.34 “舞雪サラ”(CA)」を作る -04- | モデラーズハイ | モデハイ

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制作日誌

No. 2024年01月03日
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ハセガワ 1/12「12たまごガールズ コレクション No.34 “舞雪サラ”(CA)」を作る -04-

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昨日(2024年1月2日)の羽田空港C滑走路上での航空機同士の衝突事故の報道に際し、海保機搭乗の亡くなられた5名の方々のご冥福をお祈りするとともに、重傷を負われた海保機機長、ならびにお怪我をされた旅客機搭乗の方々の一日も早いご回復を願います。

また、海保機出動につながった元日の能登半島地震において亡くなられた方々、お怪我を負われた方々に対しても、同様にご冥福とご回復を祈念いたします。

さて、標題の舞雪サラの制作ですが、このキットがCAのコスプレであることから、この度の事故機にてCAがお一人でも亡くなることがあれば、この制作日誌は当分の間更新を差し控えるか、お蔵入りにしようかと思案しておりました。

あれほどの大きな事故にもかかわらず、旅客機側の乗客の皆さんや乗務員の方々に死者が一人も出なかったことは、不幸中の幸い、奇跡的ですらありました。

安堵の気持ちで再びこちらのキットの制作に立ち返りたいと思います。

前回の日誌では全体の仮組まで進みましたが、様ざまな角度から眺めまわしてみるに、いくつか疑問点や改良すべき点が見えてきましたのでここに書き出してみます。

①コスチュームが不自然

キットの箱絵を見たときは特に気にはならなかったのですが、仮組したフィギュアを子細に眺めてみると、いくら「コスプレ」であるとはいえ、コスチュームにあまり現実感がしない(リアルではない)のです。(それがコスプレというものだよ!というツッコミは今は置いておきましょう)

まず、CAの制服ですが、腰回りにベルトを巻いているところなどから、おそらくワンピースでしょう。

CAの制服にワンピースタイプを採用している航空会社は数多くありますが、そのほぼ全てが「半袖」なのです。

もちろん、どこかの航空会社で(過去にでも)長袖のワンピースタイプの制服が存在しなかったわけではないでしょうが、ネットの画像検索ではなかなか見つかりません。

このワンピースには「襟」がついていますが、(半袖の)ワンピースに襟のついたタイプのものはチラホラと散見される程度で、それもキットのようにワンピースの下にブラウスを着込んでそのブラウスの襟をワンピースの襟の上に出している画像は見つかりませんでした。

通常のワンピースなら背中側にジッパーがあるものが多いですが、キットのものは(襟付きであることからも)背中ジッパータイプとは考えにくく、フロント真ん中で留め合わせるものだと思われます。(ジッパーもしくはボタンが「隠し」のタイプか?)

②白手袋?

そもそもこのキットをチョイスした理由が、指先の爪を塗装する必要のない、手袋着用のものだったからなのですが、今になって最近のCAは乗務中に白手袋をしていたっけ?という疑問が起こりました。

その昔は乗務中でも白手袋をしていたCA(というか航空会社)は数多くあったようですが、今はアエロフロートなどを除いてはCAに白手袋をしているイメージは希薄です。

白手袋をしている乗務員といえば、真っ先に思い浮かぶのがバスガイド、次に鉄道の車掌やタクシー・ドライバーでしょうか。
(バスガイドや車掌は、帽子もセットで着用しているイメージです)

③スカーフが蝶結び?

スカーフを蝶結びには絶対にしない、というわけではありませんが、CAの巻くスカーフは別の結び方も多く見られます。
また、スカーフそのものも、展開した元の形状が正方形のものや、長方形で両端がネクタイのような剣先状のものもあるようです。
(その結び方や巻く位置にも、同一航空会社内でもいくつかのバリエーションがあるようです)

掲載画像ですが、ネット上で拾えるCAの制服画像(ワンピースタイプ)のほんの一部をピックアップしました。

御覧のようにワンピースタイプは半袖が主流、その下にブラウスなどは着込んでいない、白手袋も着用しない、スカーフもキットような結び方とは違っています。

実物(実車、実機)が存在するスケールモデルとは違って、このキットは架空の2Dキャラクターであり、アニメのような登場人物の詳細な設定があるわけでもない?ので、ここが違うあそこが変などということ自体に意味は無いのですが、また逆に、だからこそ自分の妄想に従って好きに作ればよい、というわけですね。

次回以降、パッケージそのままの素組ではなく、(あくまでも私個人の)“スッチー”のイメージに近づけるべく、キットの造形に修正・加工を加えつつ、楽しみながら制作させていただきます!



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